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MV Hondius、テネリフェ島沖で乗客退避へ ハンタウイルス感染で3名死亡

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MV Hondiusでハンタウイルス感染、3名が死亡

2026年5月初旬、豪華クルーズ船MV Hondiusで、通常はげっ歯類が媒介するハンタウイルスの感染が確認されました…! カーボベルデ沖を航行中に船内で発生したこの感染は、わずか数日のうちに深刻な事態へと発展。WHOは5月9日(金)の時点で、船内で計8名が発症し、うち3名が死亡したと発表しました。亡くなったのはオランダ人夫婦1組とドイツ人1名。残る6名は感染確認、2名は疑い例とされています。

ハンタウイルスは通常、ネズミなどの小動物の排泄物から感染しますが、ごく稀に人から人への感染も報告されています。クルーズ船という閉鎖空間での集団感染は極めて異例の事態…WHOと欧州連合(EU)は直ちにカーボベルデ政府に対し、乗客退避の支援を要請。MV Hondiusは5月9日(水)にカーボベルデ沖を離れ、スペインのテネリフェ島へ向けて航行を開始しました。

テネリフェ島沖に到着、各国が退避計画を準備

MV Hondiusは5月9日、カーボベルデ沖を出港。スペイン・テネリフェ島に向けて航行を続けました。WHOと欧州連合(EU)の要請を受け、乗客の退避を実施するためです。船は現地時間5月9日の早朝3時から5時(GMT)の間にテネリフェ島沖へ到着する見込みとされていました。

退避作戦は、地元当局が設定した時間枠の中で行われます。海況が荒れる前に完了させる必要があり、日曜日正午(現地時間)から月曜日正午頃までが実施期限。

スペイン内務大臣フェルナンド・グランデ=マラスカ氏は5月9日、マドリードで記者会見を開き、ベルギー、フランス、ドイツ、アイルランド、オランダが自国民を退避させるため航空機を派遣すると発表しました。EUはさらに2機を用意し、残る欧州市民の帰国を支援します。米国と英国も、自国便を手配できない非EU市民のため、航空機と緊急計画を準備中。

全乗客と乗組員17名が退避対象ですが、30名の乗組員は船に残り、オランダへ向けて航行を続ける予定です。

WHO事務局長が異例の声明「COVIDとは異なる」

一方、世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム・ゲブレイェスス事務局長は5月9日、異例の声明をX(旧Twitter)で公開しました。通常、特定の地域住民に向けた直接メッセージを発表することは極めて稀…ですが、今回は「適切であるだけでなく、必要だと感じた」と説明。テネリフェ島の住民に向けて、こう呼びかけています。

「はっきりと聞いてください。これは第二のCOVIDではありません。ハンタウイルスによる公衆衛生上のリスクは、現時点で低いままです」

さらに声明では、乗客の退避手順についても詳しく説明しました。「乗客は居住区から遠く離れた工業港グラナディージャで下船し、完全に封鎖された通路を通って密閉・警備された車両で直接母国へ送還されます。住民の皆さんが彼らと接触することはありません」と強調。

WHOは加盟国に対し、船上に自国民がいる場合の対応について5月9日にブリーフィングを実施。最後の曝露時点から42日間の積極的な健康観察を勧告しています。感染拡大への懸念が高まる中、WHOトップ自らが住民の不安に応える形となりました…!

退避手順と今後の予定

いったいどうやって300名を超える乗客・乗組員を安全に退避させるのか?

MV Hondiusは5月9日未明(協定世界時3時~5時)にテネリフェ島沖に到着予定。スペイン当局は住宅地から離れた工業港グラナディージャ・デ・アボナに船を着けさせ、そこから封鎖された通路を通じて乗客を密閉バスで直接空港へ送り込む計画を発表しました!

まず最初にスペイン国民が下船。その後ベルギー・フランス・ドイツ・アイルランド・オランダが自国機を派遣して自国民を迎えに来ます。さらにEUが2機の追加便を用意し、残る欧州市民も対応。米国・英国もそれぞれ自国民向けに航空機と隔離施設を手配しており、英国は北西イングランドの病院、米国はネブラスカ州の施設で隔離・検査を実施するとのこと。

退避期間は5月9日正午(現地時間)から10日正午まで。それ以降は海が荒れる予報で、本当に時間との勝負…!

乗客全員と乗組員17名が退避する一方、30名の乗組員は船に残ってオランダまで航行。荷物と亡くなった乗客の遺体も船で運ばれ、到着後に完全消毒が行われる予定です。

なんとも緊張感のある作戦ですが、各国・国際機関が総力を挙げて動いている。

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