Custom Alertの使用例

Alerts, 使用例

カスタムアラートはスポッターの人には無くてはならない機能です。空港に行くとエアラインマニアの人たちがどでかいカメラを片手に航空無線を聴きながら目当ての機体を狙っていますよね。

昔は、飛行機の個体をどうやって識別してるんだろう?その情報を仕入れているんだ?と思うこともあったのですが、今は時代が違います。全部アプリでわかっちゃいます。

ただ、狙っている機体がいつ近くの空港に飛来するかなんて言うのは全くわかりません。機体のオペレーションによって定期的に飛来したりイレギュラーに飛来したりします。

そんなときに使えるのがカスタムアラートです。

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例えば・・・

A350-900の写真がまだ揃ってないな。シンガポール航空の9V-SMIの写真がまだないじゃないか!という場合だったとします。

この機体はシンガポールからの超長距離便に使用されていることが多く、なかなか日本には飛来しません。履歴を見ても、日本には数回しか来ていません。

この機体がホーム空港に来る前にアラートをセットしておく事ができます。

まず、Custom Alertを開き、Alert typeをRegistrationにし、Alert triggerに機体のレジスターナンバーを入力します。


Alert regionでLocalを選択すると「Select area」というボタンが現れます。

ここで設定した範囲に飛来したときにアラートを通知します。羽田に飛来するのであれば、だいたい一時間前くらいにはアラート通知が来るくらいの範囲です。すぐには空港に向かえない場合は少し広めにしておいたほうがいいでしょう。

Additional conditionsで、さらに追加条件を設定します。Registrationを選択した場合は、高度や行き先を条件に加えられます。

羽田に飛来する場合を想定しているのでDestination is、つまり行き先がHND(IATAの空港コードを入力)と入れてADDします。

そうすると、このようになります。レジスターナンバーが9V-SMIがセレクトしたエリアに飛来し、かつ羽田に飛来する場合に通知するという条件がかけました。忘れずにDoneします。

無事カスタムアラートが設定されました。あとは待つだけです。

注意

Additional conditionsの追加条件は複数の条件を入れることが出来るのですが、同じ項目の条件を重ねることはできません。例えば、行き先を羽田と成田の両方を指定してどちらかに来る場合、という設定はできないということです。その場合は別のアラートを設定しておく必要があります。

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