カルロス・ゴーン氏逃亡経路と機材をフライトレーダー24で追う
2019年の年末になって、保釈中のカルロス・ゴーン氏が無断で日本を脱出して逃亡するというとんでもないニュースが入ってきました。
すでに何人かの方がフライトレーダー24を使ってその脱出ルートを追いかけているようですが、新しい情報なども出てきていますので改めてフライトレーダー24で追いかけてみました。
脱出日は2019年12月29日午後11時過ぎ、関西国際空港から飛び立ちます。
まずは関西国際空港(KIX)からトルコのイスタンブール空港(IST)へ。そこからレバノンのラフィク・ハリリ国際空港(BEY)へと移動していきます。
使用機材は
KIX-IST
Bombardier Global Express
Register:TC-TSR
https://tourmkr.com/f/F1rF5p8Aq7/7962664p,2773251m,136.51h,83.37t
IST-BEY
Bombardier Challenger 300
Register:TC-RZA
https://tourmkr.com/f/F1zPkv2oXa/10682562p,2873586m,178.97h,64.98t
いずれの機体もMng Jetというトルコに本社のあるビジネスジェットを運行する会社が運行していたようです。(所有していたわけでないようです。おそらく、オーナーが飛行機を使っていないときに貸し出すタイプのサービスです。)
関空-トルコ間は距離も長いため機材も大きく、仕様も豪華。トルコ-レバノン間はいくらか小柄な機体で機内の仕様もシンプルな感じがします。それでも十分な豪華さですが。
この会社のウェブサイトに、今回の件の経緯がいくらか載せられていました。
グーグル翻訳を少し訂正すると
MNG Jetは、カルロスゴーンの日本からの脱出に関連するジェットチャーターサービスの違法な使用に関する刑事訴状を提出しました。 2019年12月、MNGジェットは2機のプライベートジェットを異なるクライアントにリースしました。1つはドバイから大阪、大阪からイスタンブール、もう1つはイスタンブールからベイルートへのプライベートジェットです。 2つのリースは互いに接続されていないように見えました。ゴーン氏の名前は、どの便の公式文書にも載っていませんでした。ジェット機はMNG Jetに属していませんが、運用されていました。リースが正式に宣言された乗客ではなく、ゴーン氏に利益をもたらしていることをメディアを通じて知った後、MNG Jetは2020年1月1日水曜日にトルコで内部調査を開始し、関係者を起訴するために刑事訴状を提出しました。当局の調査を受けている会社の従業員の1人は、記録を偽造したことを認めています。彼は、MNG Jetの許可なしに、自分の判断で行動したことを確認しました。 MNG Jetは当局と積極的に協力しており、会社のサービスの使用を違法に使用または促進した人々が正式に訴追されることを望んでいます。 MNG Jetは、ビジネスジェットのメンテナンス、運用、チャーターサービスのソリューションを提供する国際企業です。トルコに本社を置き、最高の国際基準に従ってグローバルに運営されています。
とのことです。やはり違法なことをしないと国を脱出するなどということはできないようですね。
最高の国際基準に従ってグローバルに運営されてるっていっても、従業員がやっちゃってますからねえ・・・。お金積まれたんでしょうね。